昨日、友人とおしゃべりをしているとき、チップの話になりました。
その夫婦は、アメリカ生活が長いにも関わらず、チップをあまり置かないと言っていました。

日本にはチップ制度がないので、馴染みが低いですが、私は長い間、米軍基地でサーバーとして働いていたので、チップに関しては「良い意味」でシビアです。ジャスティンも、必ず最低でも20パーセントは置いていきます。
私はラッキーな事に、当時は毎月の給料+チップ(毎日)を頂いていたので、本当にありがたかったです。
チップのお陰で、ゲストにデザートやお酒を勧めてアップセールスを頑張ってやったり、ゲストの要求を解決しようと日々仕事に励み、モチベーションも上がります。
基地で長年サーバーをやっていると、喋り方、態度、身なり、食事の頼み方や食べ方で、大体この人はチップがあるかないかがわかります。差別はしたくないですが、サーバーはチップで生活しているので、そう見てしまうのは仕方ありません...

アメリカでは、大体合計金額の18~20パーセント、「心付け」を置いていくのが基本です。
サーバーの給料は、かなり低く設定されているかわりに、チップ制度があり、
チップが少ないときは、料理やサーバーに問題があったと見なされます。
(もちろん、何か問題があったときは、少なくていいと思います)
州によっては、サーバーの生活を保護するために、チップを始めから「込み」にしている所もある様です。
そして大体6人以上のグループの場合はGratuityと言って、最初からチップが加算されています。

私たちは、良いサービスを受けたら、お礼をする(チップを渡す)のは基本です。
少ないチップでは、サーバーの方に失礼です。
彼らは、チップの少ないゲストは覚えてます。次回同じレストランに戻って来たとき、彼らがエキストラサービスとエキストラケアをするのは、どちらでしょうか。もう一目瞭然です。

友達の発言で、なんだか色々考えさせられた日でした。