アメリカでは、日本語も訳さず使われている言葉が最近沢山あります。
先日、本屋さんで見つけた、”IKIGAI”↓

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”WABI SABI”↓

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どちらの本も、日本語のコーナーで見つけたのではなく、入り口近くのお勧めコーナーで見つけました。
これだけ日本の文化がアメリカでも理解されているって、凄いです。
(アメリカ人は、自国愛が強いので)
”OMOTENASHI”という言葉も、有名になりつつあるので、近いうちに本屋さんで売られるかもしれませんね。

そして同じコーナーで、面白いものを見つけました↓

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家計簿 ($15ぐらいだったかな?)
こちらは本ではなく、本当に”家計簿”ノートです。
毎日いくら費やしたのか、週ごとに書いていく事ができます。

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月の目標を立てたり...↓

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1ヶ月のまとめで、トータルでいくら使ったか、目標通りセーブできたかを月末にまとめるページもあります↓

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そういえば、アメリカ人が家計簿を書いているイメージはないです。
ジャスティンに家計簿の事を教えたら、”君もやったら?”と言われてしまいました
私の場合はきっと、面倒臭くなって、結局レシートだけ貯めてノートに挟んで終了になります
KAKEIBOも、そのうちアメリカで通じる言葉になるんでしょうか?
気になる方は、Barnes & Nobleで探してみてください。
オンラインでは、色々な種類の家計簿がでてきます→

今や世界で有名な日本語といえば、”EMOJI”。
(アメリカ人は、”イモジ”と発音します)
World EMOJI Dayがあるぐらい、ポピュラーな日本語となりました。
ちなみに、”World EMOJI Day”は、7月17日。
何故7月17日か、ご存知でしょうか?
iOSで”カレンダー”という文字をタイプすると、こちらのカレンダーが出てきます↓
(英語で”Calendar”とタイプしても、同様です)

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その”カレンダー”の絵文字が”7月17日”だからという、単純な理由からだそうです。
(World EMOJI Dayのオフィシャルウェブサイトより

絵文字は日本発祥。
昔(調べたら1999年でした)、DOCOMOが最初に絵文字を発案し、当時私はDOCOMOだったので絵文字付きの携帯を機種変した覚えがあります。(懐かしい...)

その後スマホ時代になり、日本では普通に絵文字は定着していましたが、アメリカのiPhone3GSかiPhone4は、iPhoneのキーボードを”日本語”に設定追加しないと絵文字が出てきませんでした。
当時、ジャスティンと遠距離をしていたときに、彼に”そのEmoticon("emotion icon"の略。まだ絵文字という言葉を知らなかった)、どうやって設定するの?”と聞かれ、設定の仕方を教えてあげた記憶があります。

その絵文字。
いつの日かピストルの絵文字がなくなったのはお気づきになった方はいらっしゃいますか?
ピストルの代わりに、水鉄砲に変わりました↓

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iOS10より”金属の銃”から、”おもちゃの水鉄砲”に変更されました。
これまでは、”人も殺せる凶器”だったものが、小さいとき誰もが遊んだ事のあるプールのおもちゃに。
アップルでは、2016年より銃から水鉄砲に変わりました。

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上のリストによると、GoogleとMicrosoftはまだ”銃”が使われているとなっていますが、現在はiPhone同様”水鉄砲”に変更されている様です↓

名称未設定
(Emojipediaより

日本では銃は現実に存在しても、なかなか身近に感じる事はありませんが、アメリカは銃社会。冗談で”銃”の絵文字を送ってしまった場合でも、冗談とは受け取れない場合があります。

事の発端は、ニューヨークの団体”New Yorkers Against Gun Violence”(HP)がアップルに宛てた公開書簡の中で、アップル製品から銃の絵文字を除く様に求めた事から始まりました。

アップルの”銃”から”水鉄砲”への変更は、アメリカで広がる銃規制への動きに対するメッセージが含まれているそうです。
アップルのCEO、ティム・クックのリーダーシップのもと、同性愛者の婚姻から聞こう変動に至るまで、あらゆる社会問題に対して一定のスタンスを取ってきました。
その同社は今、銃規制を取り巻く議論にも参加する様になったそうです。
ライフルの絵文字を追加しようとするUnicode Consortium(wiki)の提案に反対するテック企業グループにアップルが加わった事により、この動きが公になったそうです。
(てか、ライフルの絵文字を追加しようとしたとか、馬鹿げてます

以前、人の絵文字は1色しかなかったですが、今や多種多様↓

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自分が有色人種だったとして、インターネット上では”白人”にしなければならない事態はおかしな事で、今まで絵文字の人種が1色だった事に驚きます。
この多種多様を表せる絵文字が導入後、多くのユーザーたちはそれを祝福したそうです。

銃だけでなく、性差別や人種差別にも動きを見せたアップル。
New Yorkers Against Gun Violenceの団体はアップルを味方に付けた事で、これからの銃規制が変わるかもしれません。
いや、近い将来変わってほしいです。

最後に...
iOS12.1以降(2018年10月30日)にポピュラーになった新しい絵文字はこちら↓

most-discussed-25-emojis-ios-12-1-emojipedia
Source : "Most Discussed New Emojis of iOS 12.1"

1番ポピュラーになった、”Bold” emoji👩‍🦲(髪の毛のない絵文字)は、”Wig Snatched”を指すそうです。
Snatchの本来の意味は、”ひったくる”や”強盗する”ですが、スラングでは賞賛したり褒める事を表します。
”Wig Snatched”は、予想外に何か素晴らしい事が起こったときに表す、良いスラングだそうです。
その起源は、LGBTQの人からのスラングで、ドラッグクイーンの方々は、高価なカツラを使用しています。そのカツラを使用しているときに、誰かが奪う(本来の"Snatch"の意味)のは失礼な事。そこから”Snatch their weave”(とても驚いた様子)から、良い意味で”素晴らしい予期せぬ事”に転換したそうです。

*weaveの意味は、付け毛やヘアピース。


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