土曜日。

先週、ジャスティンのお母さんの1番上のお兄さんが突然亡くなったと連絡があり、土曜日に葬儀に出席しました。
私は今まで直接会った事がないので、全く面識がありません。
ジャスティンも、1年に1度会うか会わないかの頻度なので、近い家族ではないんですが、大切なお母さんファミリーの1人。

実は、先月も近所の日本人のお友達が1年間の闘病の末、亡くなりました。
彼女は葬儀は全くせず、火葬だけだったので、その時間だけ出席させて頂きました。
家族、友人の死が、この短い間に2回もあるのは切ないです...


そのジャスティンの叔父の葬儀は土曜日、8時からviewing(教会で最後のお別れ)、9時からセメタリーでburial(埋葬)、そして教会に戻って11時からfuneral(葬儀)でした。

明け方は嵐で、雷も凄くて、あまり寝られませんでした。
当日の朝も、所々大雨。
朝が苦手な私なので、カフェラテ持参↓


ジャスティンのお母さんは、6人兄弟。
そしてそこから枝分かれして子供も孫も多いので、かなりの人数が出席されました。

私は、今までアメリカの葬儀に参座した事がなかったので、どんな服を着ていっていいのか、全く分からず。
でもジャスティンに「黒い服を着て」と言われたので、黒いワンピース、黒い靴を、ジャスティンも黒いシャツとパンツを履いて行きました。

途中、幼馴染みをピックアップ。
その彼は、黒いシャツと... ジーンズ

教会に着いてみたら、全然黒じゃなくてビックリ
紺、水色、普通の私服の人達も沢山。
アメリカの葬儀って、そんなに厳しくないんですね。

最初のviewingで、亡くなった叔父の孫達(5、6歳の子)が声を出して泣いていて、それを見て涙が出てきました...

そして埋葬後の教会のfuneralでは、2時間以上家族の思い出話を順番に話していくんですが、さっきまで笑って話をしていたと思ってたら、急に号泣したり、アメリカ人の喜怒哀楽に驚きました...


アメリカでは土葬と火葬、どちらか選べるそうです。
昔までは土葬が普通のアメリカだった様ですが、毎年火葬が増えてるそうです。
理由は金銭面。
土葬には、casket(棺)が必要で、その値段がかなり高いそうです。
(火葬用のものは、casketとは言わないそうです)
もちろんピンキリですが、今回のcasketの中はベッドの様なフカフカ、そして見た目もかなり立派な感じで驚きました。(casketだけで$5000以上するらしいです)
そしてcasketをそのまま埋めるのでなく、casketを石の入れ物に入れるので、最終的にはかなりの大きさ&重さになります。

火葬と土葬の費用の平均は、火葬は約$1400、土葬は約$7200。
プラス、funeralの金額や軽食が付いてる場合もあるので、金額はそれ以上になるそうです。

また火葬の場合、火葬後骨が見える状態にしたいか、灰にしたいか、友達の火葬の場所は選べましたが、 アメリカの場合はかなり火力が強いそうで、骨を選んだとしても黒こげになってしまうそうです。
日本の様に綺麗なお骨が見える状態では全くないらしく、アメリカでの火葬の場合は、ash(灰)が普通の様です。
火葬後のashは係の人が入れ物(壷)に入れてくれます。
(場所によっては違うかもしれません)

今回の葬儀に出席して、ジャスティンは「土葬はお金がかかるから、火葬にしてね」と言われました...
そうゆう事、考えたくないですが、こうゆう話し合いも夫婦間でしておいたほうが良いかもしれませんね。
私ももちろん火葬!!
ashは、日本にも送ってほしいです。



お友達の◯◯ちゃん、そしてジャスティンの叔父さんの◯◯さん、ご冥福をお祈りします。