以前、相撲なんてお年寄りが見るものと勝手に決めつけていましたが、日本を離れてNHK World(Amazon Stickから、無料でダウンロードできます)を見る様になってから、相撲が面白く、毎場所見ています。
姉も、以前マレーシアに彼女の旦那さんと駐在員として住んでいたときは、相撲をよく見ていたと言っていたので、日本を離れたほうが見る機会が増えるんでしょうか。

最初は、ジャスティンが相撲に興味を持った事から始まり、一緒に見る様になって、現在は夫婦2人で相撲にハマってます。
彼は、アメフト、野球、バスケなど、スポーツ観戦が大好き。
私はというと...
バスケはルールはわかりますが、観戦する興味もなく、アメフトも野球もルールがわからず、サッカーはルールは知ってますが、”オフサイド”が入ってくると、よくわからなくなります
スポーツには全く興味がない私ですが、相撲はルールが単純
大まかに言うと、土俵から出てしまう、または土俵内で手が付いてしまったら負け。
それだけです。

ジャスティンは、毎場所ごとに各関取のSumo Rankを覚えているんです。
残念ながら、NHK Worldでやっているのは、30分番組のハイライトのみなので、幕内以上の取り組みしか見れませんが...

pyramid

彼は、前頭〇〇番の番号まで毎回覚えている程、相撲が大好き

今回は、私たちが日本に滞在中、5月場所は東京で行われるという事で、せっかくなので日本相撲協会のHPから先行発売チケットをアメリカから取り、運良く抽選で当選
(海外在住でも、日本の住所と日本のクレジットカードがあれば、チケットを取れます)

ジャスティンと初めての相撲観戦、楽しみ
と、浮かれながら、彼が日本に来る前に相撲のオフィシャルHPで予習でもしておこうと見ていたら...
場所前には必ず地方巡業が行われる事を知り、日程を調べてみたら、実家の隣町に次の週に巡業しに来る事がわかり
両親も一緒に行きたいという事で、ジャスティンより一足先に、両親と3人で4月下旬に行ってきました。

FullSizeRender

朝8時から、幕下力士から稽古が開始なので、私たちは8時に到着
到着後びっくりした事は、若い人が多い
最近は、相撲好きの女子(=相撲女子)が増えているそうで、その様な女性たちの事を、”スー女”(スージョ)と言うそうですね。
情報番組でも、”スー女”について特集を組んだりしているぐらい、今相撲がアツいそうです。
芸能人の中でも、スー女が結構いるらしいです。

スー女が激増している理由は、
・勝敗がわかりやすい
・お相撲さんの笑顔に癒される=萌え
・体が大きいので、抱擁力がありそう
という事らしいです。

お相撲さんって、ただの巨漢と思われがちなんですが、結構筋肉で締まっている人もいたり、綺麗な顔&体をしている人も多いです。
しかも、お相撲さんの奥さんって、綺麗な人が多いですよね
それだけ力士はモテるという事でしょうか。
そして、お相撲さんってお喋りが上手で面白い人が多いってゆうのも、モテる理由でしょうね

FullSizeRender

入り口で取組表↑を頂き、席にはお土産の袋まで用意されていました。
(中には、のりたま、炊き込みご飯の素、紫蘇の生ふりかけが入ってました)

前回の場所で、白鵬が最後の日に腕を怪我をしていたので、やっぱり白鵬の取り組みは見れない?

FullSizeRender

取り組み表にも、名前が書いてませんでした

白鵬の事なら、相撲好きな人でなくてもご存知だと思いますが、彼は今まで42回も優勝しているんです(史上最高)。
そして白鵬の相撲って、ジャンプしたりクルっと回ったり、かなり身軽
ジャスティンは、白鵬の相撲の事を「バレリーナ相撲」と呼んでいます

ここで、海外あるある。
NHK Worldでは、力士の名前は普段ローマ字で記載されているので、私はローマ字のほうが分かりやすいんです。
というか、漢字で書かれても、ぱっと見読めなかったり...

例えば、
ブラジル出身の”Kaisei”=魁聖
Kakuryu=鶴竜
Okinoumi=隠岐の海
Onosho=阿武咲

阿武咲で”おうのしょう”なんて、読めるかとキレそうになりますが、最近(日本の)NHKの相撲番組では、漢字にふりがなを振ってくれているので、助かります。

巡業では、最初に8時から稽古(トレーニング)を開始。
その合間をぬって、限られたお相撲さんだけですが、握手会が行われます。
握手会なんて幕下の人たちでしょと思ったら、幕内の人が現れました。

最初は、阿炎(あび)↓

IMG_1444

この力士は、かなり顔が整っていて、イケメン。
最近、大人気の力士です。
取り組みの際の始めのポーズで、170°ぐらい足が上がるのが、特徴です。
脚も長いし、身長も高いので、これを見る度に観客が「わぁ〜」となります。
そしてお相撲さんって、柔軟性もありますよね。
皆さん一緒に写真を撮っていましたが、私は握手もセルフィーも撮る勇気もなく...
今思えば、握手会の列に並べば良かったなと後悔しています。

その後は、大栄翔(右、だいえいしょう)と北勝富士(左、ほくとふじ)↓

FullSizeRender

北勝富士は、取り組み前の土俵入りで馬みたいに土俵の地面を足で何度も蹴ったり、体中を叩いたりします。
各力士は色々な特徴があるので、そうゆうのを見つけるのが楽しいです。
握手会に出席していた力士は、全て埼玉出身の出世頭の力士達(全て前頭)でした。

朝8時からの稽古で、幕内の有名どころは11時頃に土俵上に出てきました。
白鵬も、ちゃんと稽古中↓

IMG_1466

腕にテーピング?をしているのが、痛々しいです。
(白鵬の隣は、栃ノ心)

稽古が終了後、”初っ切り(しょっきり)”という2人の力士が登場し、相撲が禁じているルール(まげを引っ張ったり、お腹を蹴ったり...)を、コミカルに実演しながら紹介。
この”初っ切り”は相撲ファンには1番の大人気で、2人の力士の息が合っていないとできない様です。

次の、”相撲甚句”(すもうじんく)。
こちらは、相撲の世界では伝統的な文化のひとつで、地方巡業や福祉大相撲などで力士が輪になって、順番に七五調に歌を披露します。
歌の合間に「あ〜、どすこい、どすこい」と掛け声や手拍子が入れられ、力士それぞれが考えた歌詞?を歌います。
この歌詞が面白くて、観客はみんな大笑いしてました。

次の、”髪結い実演”。
埼玉出身という事もあり北勝富士関が登場し、床山さんが土俵に上がり、髪結いをしてもらいます。
髪が結構引っ張られて、痛そうでした
お相撲さんの、ポマードの様な整髪料の匂いが好きです、私。

そして最後に、”綱締め実演”。
白麻製の網を、数人の付き人が力士を囲み、綱は素手で触れてはいけないので、白手袋を装着して手際よく締め上げていきます。
綱はかなり重く長いので、付き人の力士軍団も大変そうでした。
綱を締め上げた白鵬↓

IMG_1473

白鵬関のオーラは、やっぱり半端ない

その後は、1時から十両からの取り組みが始まります。
残念ながら、やっぱり白鵬の取り組みは見る事ができませんでしたが、大関高安 vs 横綱鶴竜戦は、ジャスティンの大好きな高安が勝ちました

IMG_1482

(高安関は、写真右側↑)

最後に弓取式があり(長い弓をぐるぐる回す)、1日を締めくくります。
巡業は3時に終了。

場所前の巡業のほうが、力士もリラックスしているし、色々な細かいイベントも詰まっていて1日中楽しめるので、地方巡業の観戦はオススメです。
そして、両親と一緒に楽しめた事が1番の楽しみでした。
次回帰国した時に、また近くで巡業してくれたら、絶対また行きたいと思っています。
今度は、ジャスティンも一緒に行ければいいな。
外国人も結構観に来ていたので、国際結婚している方の観光にオススメですよ。

日本相撲協会のオフィシャルHPは、こちらからどうぞ→

毎日の写真は、Instagramのストーリーに載せてますので、よろしかったらフォローをお願いいたします→


登録してみました。
最後にポチっとお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村


LINEで読者登録ができます↓